はじめに
結婚相談所セレスティアルブライドの大橋でございます。
この記事では定期的にX(旧Twitter)でも盛り上がる“奢り奢られ(おごりおごられ)問題”について、解説します。
婚活をしていく中で必ず遭遇するであろう、お食事の際の支払い。色々な人の意見を参考にしながら語ってみたいと思います。
婚活中の方でお悩みの方々へ何かしら選択のきっかけにしていただけるような情報をお届けできればと思います。
奢り奢られ問題の背景には、過去の男たちのプライドが関係していた。
“男女平等”がうたわれる昨今、最近の若者カップルは割り勘にする事が増えているそうです。ひと昔前は男性が支払いをするのが当たり前で、それが男性の威厳・プライドともいえる時代でした。
ただそれはもう数十年前の高度成長期の日本のお話。
今は、男女ともに働ける環境があり、女性も男性バリに稼げる時代になりました。そうなると男女ともに価値観も時代と共に変わっていきます。わたし世代の男性は奢ることが普通だったので、割り勘となると申し訳ない気持ちになってしまいます。
そんな中、男性としても経済的負担を考え、割り勘が主流となっていくのでしょうか。ただやはりデートやプレゼントなど、男性としては見栄を張りたい気持ちは少なからずあると思います。女性としてもそういう男性の姿を見たいっていうこともあるでしょうし、難しいところですね。
日本の税負担は年々増え、可処分所得は減る一方。結婚しても共働きしないと結婚することさえ厳しい世の中になってきています。そうした中で互いの価値観を共有し、互いに助け合うという時代なのかもしれないですね。
近年のおごりおごられの現状とは?
アットホームより
Q. 恋人との食事の際お会計はどちらがする?
あるアンケートで男性、女性それぞれにこの質問をしたところ、なんと半分以上が割り勘です。そして自分が支払うことが多いと答えた男性が28.26%に対して、女性は1.41%とかなりの差があります。
昔からの風習と言いますか、男性がお支払いをすることが未だに根強くあることは間違いないといえます。特別な場合は…というのは男女ともに10%以上あり、相手への想いがあれば男女問わず出すという見方もできますね。
言い換えると、男性の心理としてはあまり金銭的余裕のない方はもちろんの事、お付き合いする前段階で特に自分のタイプではない場合や恋愛対象としてみれない場合などは割り勘にしたいと思ってしまうのは仕方のない事なのではないでしょうか。
結婚相談所においても、「真剣交際」のステップに移る前段階では色々な方とお見合いをするわけで、その中でホテルラウンジなどで待ち合わせをし、小1時間ほどお見合いをする際にもドリンク代などかかってきますから、毎週お見合いをセッティングしている会員様も多少なりともつらい部分はあるかな?とは思います。
では行動とは裏腹に気持ちの面では実態はどうなのか?
アットホームより
Q. 恋人におごりたいですか?おごられたいですか?
という質問に対し、男性は特別な時にはおごりたい…と考えているようですね。もちろんおごりたいという割合も26と、かなり高いことが伺えます。
一方、女性はやはり潜在的に奢られたいと思っている割合が半分を占めています。ただし特別な場合はおごられたいという意見であること、そして20%は(特別な場合も含めて)逆におごりたいという考え方なのです。
つまり、女性は絶対に奢ってもらわないとダメっていうことではなく、特別な日やイベントごとなど、特別な場合において奢ってもらいたいと思っていて、逆の時にはきちんとお返ししよう…と思っている方がほとんどなのです。
数字としては、男女ともに確率的には割り勘にそれほど抵抗はない方が多いです。正直なところ、このあたりの感覚はわたし世代にはなかなか理解できないところですが、無理しておごらなくていいということですね。
ただ、男性としては嫌われたくないというものが根底にあり、全額払った方がかっこいいし男らしいって意識が働くのでしょう。
ちなみに、奢る奢らないを“経済力”を結びつける人もいるようですが、結婚相談所では男性の年収もチェックできるシステムになっております。
だからそういった駆け引きは不要です。そもそも、お互いをよく知りお互いに思いあえばお金なんて関係ないと信じたいものです。
おまけ:セクシー女優 深田えいみさんのツイート炎上について
「女性はデートの準備で早起きしてメイクする上に洋服代・美容代がかかるからデート代は男性が払うべき」
深田えいみさんがこうtwitterでつぶやき、とてつもなく炎上しましたね。現在はツイートを削除されたようですが、当時は3万件以上のいいねと6,000件以上のリツイートがされていました。また多数のコメントが寄せられ、
「ほんとそれ・・」
「よく言ってくれた!」
「払う価値のない女には払わないだけ」
「整形代も入れてそう」などなど。
いろんな方の価値観と思いが入り混じっての論争となったようです。この論争は定期的に挙がってくるため、永遠のテーマなのではないでしょうか。
ここでは男性の意見と女性の意見を切り分け、少しチェックしていきます。
男性側の主張
深田えいみさんは女性であって、ツイートされた意見については基本女性側の意見であると思います。女性の中でも賛否あると思いますが、男性の主張としてはどうなんでしょうか?
「男性にも支出はある」
「女性はいくら男性のためとはいえ、自分に対してお金を使っているのに、男性はデート代など女性に対してお金を使えっておかしい」
「奢られる気満々の女性はいや」などなど。
男性としては、好意を持っている女性に対して奢りたいという気持ちは誰しもが持っている思いだと思います。
また、奢ってもらった女性が「ありがとう」の言葉や感謝の気持ちをもって接してもらえればいつだって奢るのも気にならない。そうした思いの上で成り立つ事なんでしょう。
ただただ奢ってもらって当然や払う気のない素振りを見せられてしまうと男性としても萎えてしまいますよね。
女性側の主張
では女性の方はどう思っているのでしょうか?気になったコメントを見てみると
「その時払いたい方が払えばいい」
「奢ってくれるかくれないかは好意があるかないかの指標の一つ」
「奢ってもらったら次回は奢り返す、そんな関係がいい」
「ぜんぜん割り勘でいい」などなど。
データで説明した結果に近いですね。女性としては例えば初デートや記念日といった特別な日においては奢ってもらえると嬉しいと思っている方がほとんどで、普段から全て奢ってほしいとは思っていないようです。
メイクや美容代に関しても、「可愛いって思われたい」っていうのは相手の評価が欲しいという自己満足であるため、そこに対する対価はお金ではなく「今日のメイク似合ってるね」って言葉でもらえればOKって方が多いように思います。
結局は価値観次第
この終わらない論争はなにが正しいとか正しくないではなく、人それぞれの価値観なんだと思います。
深田えいみさんのこのツイートは深田えいみさんの価値観であって、その価値観に合った男性とお付き合いをしていけばよいのだと思います。
人というのは男女関係なく、たとえ最初は見返りを求めていないし好意でやっている事でも、相手がそれを当然のように何の感謝もせず受け取るようになった時やっぱり不愉快に思うものなんだろうと思います。
それはお金を持っていてもそうでなくても一緒なのかなと。
すべては「感謝」のもとに成り立つ好意であるということなのかなと思った次第であります。
さいごに
この記事はいかがだったでしょうか?
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